ずっと日本にいれば英語を使わないで生きていけるよね。
英語を勉強する意味を見失っているよ…。
日本で生活していると、英語を使う機会はあまりありません。
英語ができないからといって大きな問題に直面することは少ないですね。
それは同時に「英語なんて必要ないんじゃないか」と学習のモチベーションを失う危険性があります。
そうならないためにも、私たちは定期的に「なぜ英語を勉強するのか」を見つめ直す必要があります。
今回の記事では英語習得者の立場として、英語が話せるようになればどんなメリットがあるのかをお伝えしていきます。
モチベーションを保持するため、まずは「英語が話せるようになった自分」を想像してみましょう!
日々の努力を継続し、理想に少しでも近付いていくことが大切です。
私の場合、英語を習得してから人生が変わったと言っても過言ではないです。
今からその理由を説明します。
- モチベーションが続かずに困っている
- 英語を学習し続ける意味を見つけられない
- 英語を習得することのメリットを知りたい
結論から申し上げます。
なぜ英語を勉強した方が良いのか。
それは人生が少しだけ豊かになるから。
英語を勉強すれば人生が変わるとまでは言えませんが、豊かになることは確かです。
英語を習得するとどのような利点があるのか。
15個のメリットをお伝えします。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
もくじ
自分に自信がもてる
英語ができると、自分に自信がもてるようになります。
スキルがある、ひとつでも秀でたことがあるのは自信につながるからです。
たとえば私自身、昔から特にずばぬけた取り柄はありませんでした。
それでも英語を好きでい続けた、英語学習をずっと続けてきたという思いが自信につながっています。
自信満々に話すだけで、あなたの英語はグッと聞き取りやすくなるはずです。
根拠はなくても自信だけは保ち続けるように心掛けてみましょう。
新しい自分に出会える
第2言語を習得するのは「自分の新しい人格を手に入れる」のと似ています。
英語と日本語はそれぞれ特徴が大きく異なる言語。
英語のもつ直接性や明瞭性がそうさせているのかもしれません。
やわらかい雰囲気のある日本語に比べ、英語を話す時は単刀直入。
ハッキリしていると感じます。
両言語の特性の違いについては、こちらの記事で詳しく話しています。
よろしければチェックしてみてください。
国際交流ができる
Harvard Business Reviewによると、世界の英語人口は約17.5億人。
英語ができれば世界中の5人にひとりとコミュニケーションできることになります。
日本語話者が1億人弱として、約17倍にふくれ上がるのです。
英語は第2言語として50カ国以上で学習されているため、地球語といわれます。
その地位は今後も変わることはないでしょう。
「過去の自分であれば知り合えなかった人」と出会えることは、素晴らしいですね。
視野・価値観が広がる
外国の友人ができると、今まで当たり前だと思っていたことが海外ではそうではないのだと気付かされます。
たとえば接客態度。
『お客様は神様』という言葉があるように、お金を払ってくれる人を丁重に扱うことが当然の日本。
それに対し海外の多くではあくまで対等の立場をとることが多いです。
悪く捉えれば態度が悪いのですが、良く言えばフレンドリーで自然体。
『違うこと』に楽しさを見出すと、価値観が広がります。
また、視野が広がることで「日本でなくても生きていけるんだ」と自信を得ることもできますね。
可能性が広がる
選択肢の幅が広がることで、今まで出会えなかった人と出会えるようになります。
たとえば国際恋愛も現実的なものに。
留学や海外就職などを計画することもできます。
私は国際結婚をして外資系企業に勤めているのですが、英語が話せなければ今の自分はなかったはずです。
え、そうなんだ! 奥さんはどこの国の人ですか?
プロフィールをご参照ください。
海外旅行がもっと楽しくなる
英語ができれば、もう入国審査で必要以上に緊張する必要はありません。
海外旅行ではほかにも、英語力を生かせる場面がたくさんあります。
- ツアーで観光スポットをまわるのではなく、個人で好きな場所に好きなだけ滞在する自由なスタイルで旅行ができる
- メールでしか予約を受け付けていないようなローカルな宿の予約も取れるようになる
- 現地ツアー(アクティビティ等)を現地に着いてから予約ができる
- 料金交渉で圧倒されずに、損をすることが少なくなる
などなど、利点だらけです。
現地の人とコミュニケーションを取れれば、旅行はもっと充実した楽しいものになるはずですね。
海外旅行で必要な英語力について、下の記事でまとめています。宜しければ参考にしてみてください。
訪日外国人ともコミュニケーションを取ることができる
海外を旅行中、現地の人から親切にされた経験はありますか?
そういった時には「日本を訪れた外国人に、もっと積極的に話しかけて恩を返したい!」と思ったものです。
英語力があれば日本でも
- 道に迷った外国人に積極的に声を掛けられる
- 日本の文化や歴史を伝えられる
などが可能となります。
外国人からすれば、あなたは日本代表。
せっかく日本を訪れてくれたのだから、少しでも良い気分で滞在していただきたいものですね。
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日本独自の文化や風習に気付ける
海外の友人を通じて多様な文化や価値観に触れることで、日本は歴史・風土・習慣の面でかなり特殊であると理解できます。
たとえば天皇制が神話の時代から続いている点であったり、植民地になったことがなく鎖国もしていたため独自の文化が根付いた歴史であったり。
日本を改めて客観的に眺めると、日本の歴史や文化をしっかりと説明できるほど理解していないことに気付かされます。
日本の良さを再確認できると共に、違った文化を尊重する姿勢を学びましょう。
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洋書や洋画、海外ドラマを訳なしで理解することができる
「日本から出ないから英語なんて必要ない」という方もいらっしゃるかと思います。
それでも日本語だけで生きていくというのは
「日本語に訳されたものだけを頼りに生きていく」ということ。
たとえば映画の吹き替えや字幕では、以下のような弊害が生じます。
- 訳者の主観が少なからず入っている
- 日本にあるものに無理やり置き換えられている
- 字数に制限のある字幕にする過程で、情報が抜け落ちる
字幕や吹替を否定するわけではないですが、ニュアンスが100%伝え切れないのは致し方ありません。
物語をオリジナルに近い状態で味わうには、英語のまま理解できるのが理想なのではないでしょうか。
海外ドラマや映画を使った英語学習については、下の記事で詳しく説明しております。
英語のみで書かれた本やウェブサイトから情報収集することができる
情報の発信元が英語である場合、日本語の情報は伝達に遅延が生じてしまいます。
たとえば
iPhone12の最新情報が知りたい!
となった場合でも、英語話者にくらべて日本語話者のほうが情報を手にするのは遅くなります。
英語でいち早く最新情報を知り、それをブログやSNSで発信すればあなたの元に人が集まってくることでしょう。
最新の情報はまず英語で公開されるので、普段から英語でニュースを調べていればいち早く知ることができますね。
英語圏以外の番組も理解できる
日本語や英語以外の番組にも、ご興味をもってみるのはいかがでしょうか。
Youtubeでは、多くの外国語チャンネルに英語字幕をつけられます。
たとえば
- インドで一番人気のYoutuberのチャンネル
- ブラジルのコメディ番組
など。
世界中の番組が手軽に観られる今は、便利な時代になりました。
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洋楽の歌詞の意味が分かる
昔から口ずさんでいたお気に入りの洋楽の歌詞が理解できれば、より深いレベルでアーティストを好きになれるのではないでしょうか。
歌詞に秘められた背景や意味を知り、「こんな深い内容を歌っていたのか!」と感動することでしょう。
もしくは「すごく好きだった歌なのに、歌詞の意味を知ってがっかりした」というパターンもあるかもしれませんね。
下の記事では世界的バンドであるビートルズを題材に、洋楽をつかった英語学習法を紹介しています。
就職で有利
TOEICである程度のスコアが取得できれば、就職活動におけるアピールポイントのひとつとなります。
日本人の英語学習者は年々増えてきているとはいえ、25歳以上で英語を学習しているのはまだ人口の10%未満。
英語のスキルは依然として、大きな武器となります。
また単純に「食べるためにだけ働く」のはなく、仕事を通じてスキルアップしやすくなりますね。
海外通販ができる
海外サイト(Amazon.com等)で商品を買い、個人輸入をする方が安くなる場合があります。
なかには日本未上陸のブランドも。
海外のウェブサイトでは大幅なセールを定期的に行うので、海外ブランドが格安で手に入る可能性もあります。
英語ができると人生が豊かになる15個のメリットを紹介しました。
こんな自分になれたらいいな、とピンとくるものはありましたでしょうか。
考えてみたのですが、英語が話せることによるデメリットは思いつきませんでした。
日本で生活しているとモチベーションを保つのがなかなか難しいものですが、「こういう自分になりたい!」という目標をしっかり定めることで一歩ずつ前に進んでいけるのだと思います。
英語を話せると、いろいろ楽しそうなことがあるんだね!
よーし、ちょっとやる気が出てきたよ。
最後までお読み頂きありがとうございました。
英語学習、頑張って継続してくださいね! 応援しています。