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英語がペラペラになれたらいいなと思うんだけど、どうすればなれるのか分からないよ。
![ひげさん](https://hige-eigo.com/wp-content/uploads/2020/06/Untitled-design.jpg)
また漠然とした疑問ですね。
でも根本を考えることが大切!
私なりに答えを探してみました。
誰もが一度は「英語がペラペラに話せたら良いな」と考えたことがあるのではないでしょうか。
・中学・高校と6年間、勉強してきたはずなのに話せない
・英語のテストでは高得点を取っていたはずなのに、いざ外国人を目の前にしたら何も言葉が出てこない
そんな経験、されたことはありませんか?
私もそうでした。
中学・高校と英語は比較的得意なほうで、苦手意識はありませんでした。
ところが大学の時にイギリスへ、1ヶ月の短期語学留学をした時のことです。
ホストファミリーのお父さんが迎えに来て初対面。
車でふたりきりになったのですが、相手が言っていることが全く理解できませんでした。
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今まで勉強してきた英語と、実際に使われている英語はまるで別物だと感じた瞬間でしたね。
それから私は、テストで点数を取るためよりも実際に話せるようになるための英語を本格的に学び始めました。
ワーホリでのオーストラリア長期滞在を経たのち、英語力を生かして転職。
現在は英語を日常的に使用する外資系企業に勤めて6年になります。
その間も英語学習は毎日続けており、英語に対する熱意は誰にも負けないと自負しております。
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ひげさんの過去がちょっとずつ明らかになってきたね…。
今回ご紹介するのは私が約15年間、英語と向き合ってきたうえで導き出した『英語を話せるようになる』ためのカリキュラムです。
試験で高得点を取るためではなく、実践的な英語を身につけるための9項目をご紹介します。
通信販売で売られているような「聞き流すだけでペラペラに」というような即効性はないかもしれません。
それでもこの9項目だけやっていれば良いのです。
他に何もする必要はありません。
- 英語が話せるようになりたいけど、どうしたら良いのかわからない
- 何から学習を始めれば良いか分からない
- 全体的な見通し計画が立たない
もくじ
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- 目標を設定する
- 文法を覚える
- 単語を覚える
- 英語で観る、聞く、読む(インプット)
- 英語を書く、話す(アウトプット)
- イディオムや決まり文句などの表現フレーズを学ぶ
- ネイティブの話し方を研究する
- 英語を話す環境に自分を置いてみる
- TOEICテストを定期的に受ける
それではひとつずつ説明していきますね。
1. 目標を設定する
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英語が話せるようになったら何がしたいのか? という目標設定をしましょう。
人間は向かっている先がどこだか分からなければ、頑張れないからです。
たとえば
・TOEICで800点を取って英語を生かした仕事に就きたい
・海外の友人とスムーズに会話をできるようになりたい
・国際恋愛がしたい
などなど、何でも結構です。
目標がはっきりとすることで、初めてゴールに向かって走り出せるのです。
日本人が英語を習得するためには、3000時間の勉強が必要と言われています。
高校までの学校教育で1000時間ほど勉強してきているので、残り2000時間です。
1日1時間の勉強を毎日続けた場合、6年間となります。
あなたはどう捉えますか?
「絶対に話せるようになる!」という気持ちがあれば、それを短縮することは可能だと思っています。
2. 文法を覚える
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文法知識をかためることは、これから挑もうとする競技のルールを覚えるのと同じ。
中学生で習ったところまでの知識で充分です。
守・破・離の考え方に従いましょう。
基本を理解したうえで初めて、応用を効かせることが可能となるのです。
下の記事では英語習得の大きなポイントとなる文法知識(語順)について解説しています。
3. 単語を覚える
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単語を覚えて語彙を増やしましょう。
難しい単語は覚える必要ありません。
もしその単語を知らなくても、簡単な単語に言い換えて説明すれば良いからです。
最低限、単語のみを羅列していけば言いたいことは伝わります。
単語を発声して覚えることで、発音も学習が可能です。
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2と3はこれから覚えていく様々な表現の土台となる部分なので、しっかりと固めておいた方が良いです。
しっかりと学習して基礎を固めたら、次の工程に移りましょう。
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なにごとも基礎が一番大切なんだね。
- いくつくらいの単語を覚えれば良いのか
- 英語の発音はどうやって身につけるのか
など、単語と発音の学習方法についてはこちらの記事で解説していますので、よろしければチェックしてみてください。
さて、ここから先の工程は、私は学習だとは思っていません。
むしろ趣味のようなもの。
やりたいからやっていて、好きだから続けているのです。
勉強することも大切ですが、英語はあくまでコミュニケーションツールであることを思い出しましょう。
繰り返しますが、英語を使って何がしたいのか? を考えることが最も重要です。
4. 英語で観る、聞く、読む(インプット)
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海外ドラマや映画を観ましょう。
ポッドキャストを聞いて、洋書や英字新聞を読んでみましょう。
とにかく日常に英語を溶け込ませて、「英語に触れているのが普通」という状況を作り出すのが大切です。
特に「英語を話せるようになりたい」という目的があるならば、大量に聞くことを心がけましょう。
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通勤中など、耳が空いている時は英語を聞くチャンスですね。
下の記事では、映画やポッドキャストを使った英語学習法とおすすめを紹介しています。
5. 英語を書く、話す(アウトプット)
- ディクテーション(聞いた英語を書き起こすトレーニング法)や
- シャドーイング(聞いた英語の後を追うように口に出すトレーニング法)
を用い、様々な表現を体になじませていきましょう。
インプットした情報を口から出したり、文章におこすことで学習効果が加速します。
2018年ベストセラーになった『アウトプット大全』にて、著者で精神科医の樺沢紫苑̪氏が下記のように解説していました。
「インプットが3に対してアウトプットが7」。
これが記憶をもっとも効率化する比率です。
3:7の比率をイメージしつつ、アウトプットの場を増やしていくようにしましょう。
ディクテーションとシャドーイングについては、下の記事で詳しく説明しています。
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でもアウトプットしたくても、まわりに話せるような外国人がいないんだよね…
そんな疑問が浮かぶかもしれませんが、ご安心ください。
現代はオンライン英会話のサービスが発展していて、気軽にネイティブと会話する環境を作りだせます。
良い時代です。
なかでもすごいのはネイティブキャンプ ですね。
レッスン数に制限がなしで予約不要、好きなだけ授業を受けられ、無料のアプリ教材も充実しています。
月額6,480円でレッスンが24時間受け放題なので、コストパフォーマンス面では抜群です。
今なら7日間無料体験があり、その間も何回でもレッスンを受け放題です。
比較的新しい形態のサービスなので、さまざまな不安があるかもしれません。
下の記事でそういった不安を解消する手助けをしていますので、良ければチェックしてみてください。
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4・5は、ひたすらに繰り返します。
それこそ何年もかけて少しずつ身につけていきましょう。
自分では気づかないうちにいつの間にか、出来なかったことが出来るようになっているものです。
そのためには継続するのみ。
継続は才能も資格もいらず、誰でもできるものですが、続ける人は少ないものです。
継続さえすれば必ず結果に繋がります。
6. イディオムや決まり文句などの表現フレーズを学ぶ
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ドラマなどを観ていると、ネイティブ同士の会話には何度も同じ表現が出てくることに気付くかも知れません。
微妙なニュアンスの違いを、文法の使い分けで表していることも多いです。
そういった便利な表現やフレーズを、まるごと覚えてしまいましょう。
例として挙げると
in a sense | ある意味では |
Let’s say ~ | たとえば~だとしたら |
first things first, | まず第一に、何はさておき |
one thing led to another, | いろんなことが重なって |
などです。
これらは話し始めるきっかけになるフレーズや、つなぎに使えるフレーズとして知っておくと便利ですね。
こういった引き出しが多いと、実際の会話をしている際にもあわてずに適切なものを選べるようになってきます。
下の記事では、面白いイディオムを紹介しています。
どれもすぐに覚えられて、今日から使えるものばかりなのでぜひ参考にしてみてください!
7. ネイティブの話し方を研究する
「あの人みたいに話せるようになりたい」と理想とする人物を見つけること。
そしてその人の真似をしながら自身の英語を修正していくことも、いい方法だと思います。
具体的にいうと
- 発音
- 話すスピードやリズム
- 単語のチョイス
- 身振り・手振りなどの態度
を特に気にして注意深く観察してみましょう。
特にネイティブ独特のリズム感や仕草は、本を読んだだけでは分からないもの。
実践で体得していきましょう。
8. 英語を話す環境に自分を置いてみる
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海外に留学やワーホリで行っても良いですが、今すぐに海外に行くのは難しいという方も多いでしょう。
日本にいながらでもオンライン英会話に挑戦してみたり、外国人が集まる場所へ行ってみたりと英語環境に身を置くことは可能です。
英語を使った仕事に就くのも大きなチャレンジとなり、効果的に能力を伸ばせますね。
9. TOEICテストを定期的に受ける
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TOEICの点数だけが高くても英語が話せるようにはなりませんが、高得点を取るにはそれなりの知識や技術、適応力が必要です。
その力は、必ず他の能力を高める助けになります。
高得点を持っていることで自信にもつながりますし、英語を使う仕事を探す際に効果を発揮しますよ。
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英語が話せるようになるために行う9つの手段をお伝えしました。
語学学習はすぐに結果が目に見えて現れるものではなく、とても時間が掛かるものです。
だからといってもう遅いと諦めるのではなく、今から始めれば良いのです。
今が一番若い時なので、今がスタート地点。
すぐに始めれば死ぬ時まで最大限努力ができます。
まわり道をしないためにも、今回挙げた9つの項目を役立てて頂けたら嬉しいです!
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最後までお読みいただきありがとうございました。